
【視覚障がい者に学ぶ掃除道】
掃除道と出会い、自分の夢の実現、目標達成の方法を学びました。
自宅がキレイになるにつれ、私は人生が変わり始めました。
掃除とともに始めたジョギングも、家がキレイになるころには
ウルトラマラソンを完走するようになり、日本山岳耐久レース72キロも完走。
ボランティアで視覚障害者の伴走をしています。
その関係から視覚障がい者との付き合いが多くあるのですが、
彼らのお掃除を手伝っているうちに、彼らからたくさんのことを学んだのです。
視覚障害者にとって日常は「常在戦場」であり、掃除は「護身術」だったのです。
視覚に障害を持った方は、
「散らかさない習慣」「毎日片づける習慣」「散らかさない仕組みつくり」
など晴眼者がやろうと思っても、
なかなかできない事を当たり前に淡々と行っています。
「視覚障がい者の目となりあたたかいコミュニケーションを取りながらする掃除道」。
見えないからこそ「見えなくてもわかる仕組み」。
視覚障がい者の掃除道の深さを知ることで彼らへの理解と尊敬の念を深め、
晴眼者に多くの気づきを感じてほしい実践発表をさせていただきました。
> 日本そうじ協会「掃除大賞2015」