この仕事をはじめたきっかけ

 

はじめまして。いまここ株式会社 代表 白坂裕子です。

今、私がなぜ掃除に関わる仕事をしているのか。
講師活動するようになったのかをお伝えします。

実は、私は昔から掃除が大好きだった訳ではありません。
あることがきっかけで掃除の世界に魅了されたのです。

短大卒業後、会社勤めを2年し結婚し4人の子供の子育てに専念する日々が続きました。
夫が転勤族だったので、小さな子供をつれて約3年ごとに引越すること5回。

東京に戻り、子育てがようやく一段落したのは4番目の子供が小学生になった頃です。
子育てやパートなどで大忙しだったあの頃は掃除などの優先順位はいつも下でした。
今振り返ると部屋が片付いてないとか、キレイだとか汚いだとか 気にもしてなかったのです。

ある日、家にひとりでいると、ふと『居心地の悪さ』に気付いたのです。
『こころにぽっかり穴があいた』ような、なんとも言えない沈む気持ちになる事がつづきました。

そんなときに日本そうじ協会 今村理事長の習慣教育・掃除道に出会いました。
『掃除っていいよ!』という理事長のそのひと言に心が響いたのです。
2010年のことでした。

さっそく習慣教育講座・掃除道講座を受講。
一緒に参加した仲間と一緒に、先づは自宅の掃除を取り組み始めました。
半年間毎朝ビフォーアフターの写メを撮り、1日も欠かさず送り合いました。

「今朝はココを掃除します!」
「こんな風にスッキリしたよ!」
「すごーい!」朝5時くらいのやりとりです。

半年もすると家のなかからモノが徐々に減り、
気持ちのいい空間が生まれとてもこころがスッキリしてきたのです。
さらに自分や一緒に取り組んだ仲間のこころにも変化が生まれ、
家族関係や仕事関係にまで様々な『いいスパイラル効果』が生まれてきました。

私自身も、自宅を片づけ掃除を取り組むと身も心も軽くなり、
20年以上も運動していなかったのですが、ランニングをはじめ、
なんとウルトラマラソン(78キロ)にも完走してしまったのです。

気持ちも前向きになり、いろんな事を楽しく取り組めるようになりました。

その時です『掃除のもたらす力や魅力、習慣の大切さ』を痛感したのは。
その後の取組みは自宅の掃除にとどまりません。

片づけられない人たちの気持ちに寄り添い、「最高の空間」を提供するため、
片づけサービス・掃除道講座の開講やハウスクリーニング業を手がけるようになりました。

掃除をすることで気持ちがスッキリする事は、
こころ・カラダ・空間・時間などが整うことなのです。
掃除の力は人に生きがいと勇気を与え、その方たちの人生をも豊かにします。

現在は、主にシニア層にむけてサービスを提供し、
生前整理・遺品整理事業に取り組んでいます。

 

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