

いまここ遺品整理の白坂裕子です。
こんばんは。
お家の片付けを通じて、これからのシニアの暮らしを身軽に整える白坂です。
お片付けの現場でクローゼットの整理をお手伝いしていると、「ついつい似たような服を買ってしまう」「セールで安かったから買ってしまったけれど、結局着ていない」というご相談を本当にたくさんいただきます。
服を買う瞬間はとてもワクワクしますし、手軽な気分転換にもなりますよね。
ですが、私たちが買い物で手に入れているのは、実は「お気に入りの1着」だけではありません。
服を1着手元に所有するということは、その裏側にある「膨大な管理の手間」もセットで買い取っているということなのです。
今回は、服を持つコストを意識することで、無駄買いが激減し、クローゼットも心も身軽になる考え方についてお話しします。
目次
🧺 服を1着増やすことで発生する「3つの手間」
新しい服を購入した瞬間から、私たちにはその服を維持するための日常的なタスクが発生します。具体的には、大きく分けて次の3つの手間です。
-
洗う(ケアする)手間
-
洗濯して干す、アイロンをかける、クリーニングに出して受け取る、毛玉を取る……。素材やデザインによっては、手洗いや特別なケアが必要になることもあります。
-
-
畳む・収める(保管する)手間
-
洗濯後に綺麗に畳み、クローゼットや引き出しの決まった位置にしまう。季節が巡れば衣替えを行い、虫害やカビを防ぐ対策も必要です。
-
-
探す(選ぶ)手間
-
服の数が増えれば増えるほど、ハンガーの隙間を押し分けて「今日着る服」を探す時間が増えます。選択肢が多すぎると脳が疲れ、毎朝の服選び自体がストレスになってしまいます。
-
このように、服を持つということは、あなたの限られた「時間」と「労力」を毎日少しずつその服に投資し続けることと同義なのです。
🛍️ 「管理の手間」まで愛せる服だけを買い入れる
この「管理の手間」という現実を意識するようになると、買い物中の視点がガラリと変わります。
洋服屋さんで素敵な服を見つけたとき、単に「かわいい!」「似合いそう!」という感情だけでレジに向かうのではなく、心の中で一度立ち止まってこう問いかけてみてください。
「私はこの服のために、洗って、畳んで、探して、大切にお手入れする手間を払いたいと思えるだろうか?」
そう問いかけてみると、「デザインは素敵だけど、シワになりやすそうでお手入れが面倒かも」「手持ちの服と合わなくて、クローゼットの奥で探す手間が増えそう」といった冷却期間が生まれ、安易に衝動買いすることがなくなります。
本当に心から気に入っていて、ケアする時間すら愛おしいと思える「お気に入りの少数精鋭」だけを買い入れる。この基準を持つだけで、むやみに服が増えることはなくなります。
🛋️ プロの現場からお伝えしたいこと
クローゼットに余白が生まれると、朝の服選びは一瞬で終わるようになり、洗濯や衣替えの負担も驚くほど軽くなります。
服を減らすことは、決して我慢することではありません。自分がストレスなく管理できる適量を知り、日常の無駄な手間を削ぎ落として、自分のための「自由な時間」を取り戻すための前向きな選択なのです。
暮らしの最前線でお客様の空間と向き合うプロだからこそ、服を厳選し、日常の手間を減らすことの快適さを一人でも多くの方にお伝えしたいと思っています。
またお会いできますように👔
この記事は note にも掲載しています。
